陶磁器の生産の流れを御覧頂くため、当社工場のご紹介です。陶磁器生産の流れと言いましても種類は多岐に渡りそれぞれ生産方法は異なるのですが、代表的な例としてここでは当社が最も生産している「磁器転写絵付け商品」の生産の流れを御覧頂きます。
生産の流れ


@ 成型
石膏型を利用して、土を成型します。

A 素焼き
最高温度約800℃の素焼き窯で成型した商品の水分と不純物を焼成します。次工程の施釉の際の釉薬の付着を良くします。

B 施釉
素焼きした商品に釉薬をかけます。陶磁器の表面は一般的にガラス質で光沢がありますが、それはこの施釉の工程で作られます。

C本焼き
施釉した商品を最高温度約1250℃の窯で焼成します。窯の入り口から撮った写真からは炎の色が見えますが、色が確認出来る炎は低い温度の炎で、最高温度の炎の色は写真からは確認できませんが白色です。商品を窯に入れてから徐々に温度を上げていき最高温度で焼成してから徐々に冷ましていきます。当社の工場の本焼き窯の入口から出口までの長さは約63メートルあり、商品が窯から出てくるまでには約20時間を要します。
窯から出てきた商品は検品され、合格品が白生地となります。
「白い器」などの絵付けが無い商品はこれで完成です。絵がついた商品は絵付けをします。

D 転写絵付け
デザインが印刷された転写紙を白生地に貼ります。転写紙は現在でも手作業によって貼られています。その後最高温度約800℃〜1200℃の絵付け窯に入れ転写紙を焼き付けます。当社の絵付け窯は約30メートルあり、商品が窯から出てくるまでには約4時間を要します。転写絵付けは色がたくさん使えデザイン的にも細かい部分まで表現できる事が特徴です。
絵付け窯から出てきた商品は検品され、合格品が商品として梱包されます。


E 完成
以上が弊社の代表的な商品の生産の流れです。

完成品